睡眠とダイエットの関係

睡眠不足でダイエットを成功するのは難しいです。ただ寝るだけではなく質も大切。

良い睡眠は体調を整え楽にダイエットを行えます。

良い睡眠のコツ

寝ることは誰でも出来ますが、良い睡眠を得るためにはコツがあります。

・寝る3時間前までに食事を済ませる

・晩御飯は脂っこいものを食べない

・午前中に太陽の光を浴びる

・毎日同じ時間に起床する

・寝る前にPC、スマホ、TVを観ない

・お風呂、シャワーを浴びる

・日中にダラダラしない

・運動は夕食前に終える

これらのことは誰にでも出来ることです。しかし意外に難しいものです。

寝る3時間前までに食事を済ませる、晩御飯は脂っこいものを食べない、これら2つは胃と腸の調子を整える為に行います。

人は睡眠中も食べたものは消化しているのです。しかし消化にエネルギーを使ってしまい睡眠の質が低下します。

せっかく8時間寝ても3時間は消化にエネルギーを使って睡眠できていなかった。なんてことがあります。

午前中に太陽の光を浴びることでメラトニンが分泌されます。メラトニンとは睡眠を促すホルモンです。

寝る前にメラトニンが分泌されないとスムーズに睡眠を行うことが出来ません。

毎日同じ時間に起床することで規則正しい生活リズムになります。実は休みの日に昼まで寝て睡眠時間を確保している様でもリズムが崩れて月曜日が辛いことがあります。

これはその日は睡眠がとれて休めているつもりでも、昼まで寝ることで前述した日光を浴びることが出来ずメラトニンの分泌が抑制されて、なかなか寝付けないことがあります。

そうすると次の日に起きるのが辛い・・・。なんてことになります。

寝る前にPC、スマホ、TVを観るとブルーライトの影響で脳が覚醒します。

体はお休みモードに入ろうとしているのに再び脳が覚醒して寝付けない・・・。特にスマホが普及している昨今では寝る前にネットで暇つぶし、なんてのはよくやってるのではないでしょうか。

かなり睡眠に影響を与えている可能性があります。

お風呂、シャワーを浴びることで寝つきが良くなります。血流が良くなるためとも言われていますが、一番が気持ち的にスッキリすることが寝つきの良さを上げていると考えています。

お風呂やシャワーを浴びずに寝ると、翌朝に気持ち悪いような感覚で起床します。

日中に影響がない日もありますが、出来るだけお風呂やシャワーを利用した方が質の良い睡眠を得ることが出来ます。

日中にダラダラすると疲れていない為、寝つきが悪いことがあります。

ダラダラと言うのは副交感神経が優位になる過ごし方です。人間は交感神経と副交感神経が交互に働いています。

交感神経とは緊張や活動中に優位になる神経です。副交感神経はリラックスや休憩中に優位になる神経です。

本来、睡眠前に副交感神経が優位になるのが理想的です。しかし、日中にダラダラすると副交感神経が優位になり、肝心の寝る前に働きません。

交感神経と副交感神経は交互にバランスをとっています。ずっと交感神経が働いていると疲れすぎてしまうので、日中も10分程度の休憩の際には副交感神経が働き体をリラックスさせているのです。

このバランスがダラダラすると崩れてしまうのです。

意外と多いのが寝る前に運動をしていらっしゃる方。本来、副交感神経を働かせて睡眠へと体のスイッチを切り替えて行きたいのですが、運動によって交感神経が優位になり、寝付けなくなります。

さらに普段運動しない人が、寝る前に激しい運動をして筋肉が疲労すると非常に寝付きにくくなります。

それで翌朝は寝起きが悪く体調を崩しては元も子もありませんし、運動が嫌いになってしまうことすらありえます。

睡眠不足による弊害

睡眠不足による弊害は単純に食べ過ぎることがあることです。逆に食べなくなる人もいます。

ダイエットという意味では食べない方がいいのですが、健康的なダイエットとは言えません。

睡眠不足による過食、絶食は、どちらにしても健康を害することです。

睡眠不足はストレスを溜める要因の一つです。ストレスを発散するために塩っ辛いもの脂っこいものを欲してしまうのです。

塩っ辛いもの脂っこいもの、双方ともダイエットには対敵です。

また脂肪の燃焼を促すレプチンというホルモンが分泌が妨げられます。

ダイエット以前に睡眠不足で日中に集中力がないと、仕事に打ち込めませんし、休日は楽しく遊べないでしょう。

人生を豊かにするには睡眠が欠かせません。

正しい睡眠時間

何時間寝るのが正しいかと言われると、人それぞれとなります。

というのも男性だったり女性だったり、少年と老人では睡眠時間は違いますし、個々の体質が大きくかかわる為、一概に何時間寝ればOKというのはありません。

極端な話、3時間でも問題ない人はいます。ただし、ごくごく少数でしょう。

最低6時間でプラス何時間必要かは、自分で調べてみるしかありません。

私は、日中にどれだけ遊んで働いても7時間寝れば、ほとんど回復します。

逆に5時間だと少ないし、9時間は寝すぎの様です。大体平均的に7時間くらいがいいと思われます。

5時間でもOK。一週間続けても体調はすこぶるいい人はそれで構わないでしょう。

注意してほしいのが成長期の子供8時間は寝た方がいいです。6~7時間でいいのは青年になってからでしょう。

最後に

生活リズムを整えることがダイエットには肝要です。昼まで寝て2食しか食べないよりも、眠くても早く起きて3食食べた方が、結果的にはダイエットになっていることがあります。

睡眠は生活リズムのかなめです。

質の良い睡眠を取り、ダイエットを成功させましょう。

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