ロードバイクの置き方に悩んでいたものの、引っ掛け式フックを購入して取り付けたところ便利でした。
スタンドはさまざまなタイプがあります。
<横置き>

(C)MINOURA
タイヤをホールドする横置き型です。
これはよく見かけるタイプです。
このタイプでもさまざまなものがあります。
縦に長いのはショップでよく見るので、ホールド力が高いのかもしれません。
ぽん置きタイプが多いのでマンションでも自宅でも使いやすいです。
画像のタイプは縦置きもできるものだと思います。
<縦置き>
(C)MINOURA
縦おきタイプもあります。
これは格納スペースを少なくできるので、狭いマンションであればスペースの有効活用が行えます。
<フック型>

スタンド自体が場所を取らない、すぐにロードバイクを格納できる、倒れる心配がない。

これらを満たしたスタンドとしてハンガー式を選んでいます。
MINOURA製のハンガー式ラックです。
アマゾンで3500円ほどでした。
注意点としては、私が購入したものは壁に穴あけを行わなければならないことです。
賃貸マンションなどでは難しいかもしれません。
取り付けは、壁をドリルで開けてビスでハンガーを固定します。

取り付けビス穴は3つあります。
私の自宅のバイク置き場はブロック壁なのでコンクリートビスで穴あけしました。
少し専門的になりますが、壁に穴あけをしてビスで止めるときは下地にビスを止めてください。

(C)yamaki
下地はボードなどをビスで固定している軽鉄か木です。
また軽鉄の場合はビスを揉み込みにくいので、3.5mmのドリルで軽鉄に穴を開けました。
こうするとビス止めしやすい。
画像のようなビスで固定しています。
先端が尖ったビスですね。
ボードの上にコンクリブロックを貼ってあったので、壁をたていて下地の位置を確認しています。
壁を隅からゆっくり手の甲などで叩いて音の反射の違いを見ます。
ほとんどは下地のない空間なので中が空洞のような叩いた音がします。
下地の場所は中が詰まったような音がするはずです。
この音の場所は狭いと思います。
均等に下地を入れているはずなので音が違う場所も均等にあると思います。
もし下地がない場所は、ボードアンカーを使ってください。
写真のタイプで3つ固定すればバイクの重量程度であれば問題ないと思います。

(C)YAHATA
ただし施工は自己責任でお願い致します。
斜めになっていたり、取り付け穴が大きかったりすると荷重強度が適切になりません。
また挟み込みタイプのボードアンカーがお勧めです。
これは外れにくいです。
ハンガーは水平の角度を変えて調整が可能。

下にある2つのビスで調整します。
スロービングがきついバイクでも自分の好みの角度でロードバイクを固定できます。
作りはしっかりしているので、フックが折れたりするようには感じません。
また引っ掛ける場所は樹脂製です。
アールがあるので、トップチューブが丸型のロードバイクはそのままかけても傷はつきにくいと思います。
私のORBEAオルカはトップチューブが平べったい形状です。
この場合は傷がつきそうだったのでボディの汚れを拭き取るマイクロクロスを畳んで置いています。
またハンガーはバイクを掛けていないときは90度にしてコンパクトになります。

壁に固定されているハンガーにさっと引っ掛けるだけでバイクを置けるのが気が楽で気に入っています。
ハンガーに掛けたままボディーの拭き清掃やチェーンにオイルをかけたりもできるので便利です。
メーカー推奨ではないと思うので自己責任ですが。
ハンガー式の注意点としは引っ掛けた時にフロントホイールとハンドルが手前に曲がってくることです。
対策としてフロントタイヤにタイヤ固定式のスタンドを入れています。
ハンガースタンドとタイヤ固定式スタンドのコラボです(笑)
タイヤ固定式のスタンドはスポークを痛めそうなので、あくま曲がるのをおさるだけに使っています。
フック型は天井面と床面にポールを設置して、壁に穴あけが不要なものもあります。
これであればマンションでも設置できることが多いと思います。
少し手前に出るので、格納スペースはやや多くなります。
しかし、上下にハンガーを設置して2台分のバイクを置けるので、複数のバイクを持っている人は便利ですね。
リアディレーラーを挟んで固定するタイプも自宅にはあります。
これは整備の際に便利ですが、横に倒れやすいのでバイク置き場には危険ですね。
ハンガー式ラックの紹介でした。