自転車と言ってもいろいろ種類があります。
ダイエットを目的として自転車を選ぶならロードバイクをおすすめしますが、ママチャリが自分にあっているのであればそれで構いませんし、MITB(マウンテンバイク)がいいのであれば、それもいいと思います。
自転車の種類についてお話します。
自転車の種類その1 ~ママチャリ~
だれでも気軽に、しかも安く乗るのであれば、ママチャリが一番でしょう。
かごが付いていて、泥除けもあるので、スーパーで買い物してもレジ袋を積むことが出来ますし、スタンドがついており、自立します。
価格も1万からあり、高価なものは数万しますが、変速付で坂道も楽に上れます。
生活する上の便利さでいえばピカイチでしょう。
ただし、ダイエットからの目線でいうと、長時間乗るにはスピードが出ない為、長く漕ぐことが苦痛になります。
また上半身を起こして乗るため、漕ぐ場合は、ほとんど足のみ筋力に頼ることになります。
減量は全身の筋肉を使った方が効率がいいため、ダイエット向きの自転車とは言い切れません。
オススメ度:★☆☆(星1)
利便性:★★★(星3)
ダイエット:★☆☆(星1)
自転車の種類その2 ~クロスバイク~
ママチャリより、ちょっと早くて、おしゃれな感じがいいな~、なんて人はクロスバイクがオススメです。
スタンドが付いているものもあり、普段使いもしやすいですが、基本、カゴがついていないものが多いです。
買い物には不向きですが、リュックを担げば問題ないですし、十分、普段使いできる自転車でしょう。
バーハンドル(棒状のハンドル)で、比較的前傾姿勢をとるポジションであるため、ママチャリより長距離に優れ、スピードも出ます。
9段ほどのギアがある多段式のものが多く、坂道やトップスピードにも優れます。
スピードに関して言えば、もっとも長距離、スピードに特化したロードバイクと変わらないほど出ます。
ただし、長距離となると、バーハンドルが仇となります。
ロードバイクとの比較になりますが、ロードバイクはドロップハンドルという、グリップが3点ある形状になっており、これが長距離で効いてきます。
バーハンドルはポジションが1つしか取れないので、疲れを分散させにくいのです。
オススメ度:★★☆(星2)
利便性:★★☆(星2)
ダイエット:★★☆(星2)
自転車の種類その3 ~MTB(マウンテンバイク)~
ワイルドでいきたいのならMTBでしょう。
スパイクタイヤの為、ダートを走行可能です。
つまり山道なんかが登れるのです。
形状上、技やトリックを繰り出しやすいのも特徴です。
街中のブロックやバンクが遊びの場と化します!(本当は、化してはいけません!)
森林のオフロードを走るのは、オンロードにはない、爽快感があります。
トリックを決めるにしても体力を使いますし、運動にはもってこいです。
カゴが付いてないのを除けば、普段使いも十分出来ますし、なによりかっこいい。
値段は張りますが、長く乗ることができるでしょう。
オススメ度:★★☆(星2)
利便性:★★☆(星2)
ダイエット:★★☆(星2)
自転車の種類その4 ~ロードバイク~
ダイエットに特化したのなら、ロードバイクが一番だと思います。
まず長時間乗るのに長けており、深緑や海岸線を走る爽快感は、他のスポーツにはない独特のものがあります。
自転車はこげない人の方が少ない乗り物で、だれでもいつでも始めることができ、一人でも集団でも楽しいスポーツです。
さらに全国でレースやイベントが行われており、目標を見つけやすいです。
100キロ走ることも、実は難しくなく、普通の人に100キロ走った!と自慢できますが、引かれることもあります(笑)
関節への負荷が少なく、前傾姿勢をとり全身の筋肉を使う為、ダイエットに適した乗り物といえます。
ただし、高価なものが多く、初期投資がかかります。
8~10万からが最低ラインと言えます。
それ以下のものは、粗悪なロードバイクもあり、快適性と安全性に問題がある可能性があり、おすすめできません。
また、高価なロードバイクは買いもの行くにしても盗難の恐れがあるので、普段使いは避けたいところです。
オススメ度:★★★(星3)
利便性:★☆☆(星1)
ダイエット:★★★(星3)
まとめ
ダイエットの観点から言えば、ロードバイクがおすすめですがクロスバイクもMTBも、ダイエットを目的とした運動に使用する分には、申し分はないとおもいます。
そのへんは好みで問題ないでしょう。
自分の愛着のある自転車にのり、楽しんでダイエットをしましょう。
他にも寝っころがって乗るリカンベントという自転車や、キャンプ用品などを輪行しやすい形状のランドナーなど、自転車の世界は奥が深いです。
ご参考になれば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。