マウンテンバイクで憧れているのがマニュアル。
マニュアルとは、漕がずにフロントを上げたまま走行するテクニックです。
ズバッとフロントが浮いて走行する姿はカッコいい。
まずはフロントアップが出来なければなりません。
しかし、実際にやってみると、全然フロントが浮かないw
ただ、一か月ほど練習してようやくフロントは浮き上がってくるようになりました。
マニュアルにはまだまだほど遠いですが、一つ、ステップアップ出来た感じはします。
練習の際はヘルメットを忘れずに。
車の交通が無い場所で行いましょう。
1.腕の力で上げるわけではない
2.荷重と重心の移動により、フロントを浮かしている
3.バイクを脚で前に押し出す
4.ハンドルをプッシュして荷重を移動させる予動作を行う
5.速度は歩くくらいにゆっくりで
上記が、フロントを上げるコツです。
原理的には、フロントの荷重をリアへ移し、重心を下げることでフロントを浮しています。
荷重は当然、自分自身の体重で、フロントとリアに大体50パーセントずつかかった状態で普段は走行しているはずです。
その50パーセントずつの荷重をリア側へ移動させてフロントの荷重を無くします。
フロントの荷重を無くし、腕を突っ張り後ろに倒れるだけでフロントが浮いてきます。
さらに浮かす際に重心を下げることで、より高くフロントが上がるわけです。
ハンドルをプッシュして、体の荷重をリアへ移動させる予動作を行うとやり易いです。
重心を下げる、と言うのは腰を落とすことです。
この腰を落とすタイミングが難しく、極端に早くしたり、遅くしたりして、色々と探ってみましょう。
また、バイクを前に押し出すことで、荷重をよりリア側へ移動させることが出来ます。
ペダルを前に押し出す感じです。
初めて浮いたときは、勢いでまくれるかもしれないので、脚を着くことを忘れない様にしてください。
さらに練習する際は、集中力が高いときに行ってください。
疲れて集中力が無い時に行っても、うまくいきませんでした。
何故浮かないのか?原理どおりに体を動かしているか?腕の力で上げようとしていないか?
など、考えながら練習をするのは集中力を使うんですね。
練習して上がらないと言うことは、何かが間違っているわけで、それを考えなら練習するには集中力が必要です。
初めてフロントが上がった時は、集中して練習している時でした。
上がった瞬間「お、おお~っ!危ない!」と後ろに飛んでまくれるのを回避しました。
と同時に、フロントが高く上がったことがうれしかったですね。
まだまだマニュアル走行が出来ておりませんが、フロントアップの参考になれば幸いです。
怪我をしない様にともに頑張りましょう!