マウンテンバイクでウィリー・ジャックナイフ、フロントリフト・ホッピングなどの練習を気が向いた時にやってます。
気が向いた時なので上達が遅いですw
初心者が初心者に向けた、技のコツや練習方法などの紹介します!
ちなみにウィリーは数メーター漕げる程度、フロントアップは出来るが、ダニエルもバニーホップも出来ない初心者ですので、中級者以上は間違っても見ないでくださいw
準備編
練習を行う為の準備ですが、ヘルメット、グローブは必須です。
めんどくさくてヘルメットを被らないことが多いですが、やっぱり被ったほうがいいです。
初心者のころは低速で練習するので派手に頭から落ちることは少ないです。しかし、不意に頭から転倒することもあるかもしれないのでかぶりましょう。
グローブは軍手でもいいです。
練習中に転ぶと手をついてしまいます。手のひらや指を怪我しない様にグローブを付けましょう。
シューズもこだわりましょう。
サンダルはNGです!
しっかり、足にフィットして、靴の裏がペダルに食いつくようなシューズが理想です。
次にパンツですが、ノーストレッチのスキニージーンズなどの密着したものは、やはり動きにくいです。
私は、短パンにスポーツタイツで練習をしています。転んだ時に擦りむきにくいように長ズボンがいいでしょう。
上着は、動きやすければなんでもw
長袖の方が、擦り傷の対策になります。
私のバイクは26インチのフロントサスがあるMTBです。
タイヤはスリックを使用。スリックの方が街乗りし易いです。
空気圧は、少しタイヤがへこむ程度です。
技のコツ
どの技、初めは止まれるくらいのゆっくりしとした速度で行いましょう。
初めに練習したのは、ジャックナイフとフロントリフトとホッピングです。
現在は、ウィリーの練習も行っています。
■ジャックナイフ
ジャックナイフは、いきなり強くブレーキを掛けると前につんのめり過ぎる感じがして怖いので、リアが浮かなくても弱めのブレーキから始めましょう。
ブレーキのタイミングと同時に、ハンドルへ体重を預けて、ペダルは足を乗せたまま前のめりに体を伸ばします。
ブレーキと体を前のめりにするタイミングは動画や文章を読んでも、実際にやらないと分かりません。
色々なタイミングで試してみましょう。
膝を曲げて腰を落とす(しゃがむ姿勢)からハンドルへ体重を移すと荷重がフロントに乗り後輪が上がりやすいです。
また少し下り坂でやるとやり易いです。
■フロントリフト
フロントリフトとは読んで字のごとく、フロントタイヤを浮かすことです。
ただ、手で引っ張り上げるのではありません。
プッシュアップと体重移動でフロントを浮かせます。
プッシュアップとは、ハンドルを押すように潰して反動でフロントを浮かせる技術です。
しかし、プッシュアップで浮くのは数センチ程度。この時に、体重を後ろにかけてフロントを高く浮かせます。
この技術を練習する理由は漕がないウィリーであるマニュアルをしたいからです。
フロントリフトは、ただ浮かせるだけでもかなり試行錯誤しました。
コツは、体重移動のタイミングです。
プッシュアップ後、早すぎても遅すぎてもフロントは浮きません。
タイミングと初めは勢いが大切です。
ただし、勢いがありすぎてまくれることがあるかもしれませんし、勢いをつけるのは怖さを感じると思います。
また勢いがあるとバランスを崩しやすいのもネックです。
ちなみに「まくれる」とは、後ろに自転車ごとひっくり返って、背中を強打する転け方です。(書いただけで痛い)
初めは、プッシュアップの力も、体重移動の振れ幅も少なく行ったほうがいいです。
フロントの高さが少しづつ上がってくる感じでやりましょう。
そして高く上がったらまくれないように足をつけるように練習しましょう。
足をつけてまくれないようになれば、怖さがなくなります。
■ホッピング(ポゴ)
ペダルの上で跳ねて、両方のタイヤを浮かせる技術がホッピングです。
初めは、なんでタイヤが浮くかわかりませんでした。
まー、今も物理的にと言いますか、どの様な力の伝達があり、浮くのはわかっていませんがw
やりかたとしては、膝を曲げるようにしゃがみ、ペダルを下に押し込みます。
押し込んだ力を上に開放するように、ペダルに乗ったまま跳ねます。
この時に、ペダルから足が離れるほど跳ねてはいけません。
また、ゼフロントとリアの中心に乗って跳ねなければ水平にタイヤが浮きません。
初めは、跳ねるときにつま先を下げてペダルにシューズの裏を引っ掛けるようにするのがコツです。
なお、ホッピングはバイクを垂直に保ったまま行わないとバランスを崩して足をついてしまいます。
何度も跳ぼうとすると、バランスがどんどん崩れていくのがわかると思います。
さらに、この技は疲れるのでなかなかな連続して行えません。
ただ年を食って体力がなくなっているからとの言い訳もしたくはなりますがw
深く姿勢を下して飛ぶと高く飛べます。
もう、しゃがんでお尻がトップチューブにつくんじゃないかと言う勢いでしゃがむ感じです。
■ウィリー
絶賛練習中で長い距離を走れていませんが、現段階で言えることは、体重移動と漕ぎだしのタイミングが大切です。
まず、ウィリーは、ハンドルをプッシュします。つまり、肘を曲げて顔をハンドルに近づけるようにすることです。
そして肘を伸ばしながら素早く後ろに体を倒します。
リアに体重が乗った瞬間に漕ぐと、フロントタイヤがフワッと浮いてきます。
この際に、右利きであれば、左足のペダルが一番上から漕ぎおろした瞬間に体重をリアにのせて右足のペダリングの際にフロントを上げるとやり易いです。
右足のペダルが一番上から漕ぎおろした瞬間に体重をリアに乗せてもいいのですが、効き脚の方がコントロールをしやすいので、左からやりましょう。(右利きなら)
漕ぎだしのタイミングは人それぞれと思いますので、色々試してみましょう。
ウィリーは座ったままと立漕ぎ双方で出来ますが(双方とも私は出来てませんが)、座りの方が安定します。
これは、サドルに座っているとと、重心が低いことでコントロールがし易いためです。
立漕ぎでのウィリーで毎回と言っていいほど、良く転ぶので、座りから始めましょう。
サドルが高い状態でウィリーをするとフロントを上げやすいのですが、まくれたときに足を付けずに後ろに倒れてしまうかもしれません。
私のお勧めは踵が少し浮くくらいのサドルの高さです。
これであれば、まくれたときに足が付けるはずです。また初めはどれくらいでまくれるか試して足を付く練習をするといいでしょう。
まくれても足が付ければ恐怖感がうすれて練習を行いやすいです。
さらにフロントを上げてリアブレーキをかけて、フロントを落とす練習も行いましょう。
ギアは、一番軽いものから初めて自分のあったギアをさがすといいと思います。
止まりそうなくらいゆっくりな速度で練習するときは、軽いギアでもウィリーを行えるのですが、すこしスピードを出すと重くしないとフロントが上がりません。
ゆっくりだとバランスを取りずらいので、距離を出せないのですが、まずはフロントを上げるのに慣れた方がいいので、ゆっくりからがお勧めです。
最後に
私は、練習は、短時間でもいいのではないかと思っています。
長く続けると集中力がなくなるので転ぶことが増えてきます。やはり一番は、怪我無く練習を続けることです。
マウンテンバイクで行うさまざまな技は、ともすれば骨折をするほどの危険があります。
短時間でも少しづつ成長できるのが楽しいです。
家族の為、また仕事や学業に影響が無いように練習しましょう。