スプロケットはチェーンと同じ頻度で行う必要はありませんが、2週間に1回ほどのペースで洗浄を行いたいパーツです。
もちろん、毎日行っても構いません。
スプロケットとは、リアホールに取り付けられたギアで、ペダルを漕いだ力をチェーンからリアホイールに伝える役割があります。
また比率のことなるギアを複数枚装着して、ギアチェンジを行える様になっています。
こいつがスプロケット。
ギアの本体と隙間に付着したホコリや汚れは抵抗となり、ペダルの効率を低下させてしまいます。
汚れは見た目にもよくありません。
回転効率を上げるのと、見た目を綺麗にする目的から洗浄を行います。
準備するもの
ディグレーザ(洗浄剤)
古タオル
手袋(軍手でも可)
手順
1.リアホイールを外す
2.ディグレーザを古タオルの端に染みこませる
3.ギアの隙間にタオルを入れて汚れを落とす
作業頻度
2週間に1回程度
1.リアホイールを外す
リアホールを外さなくても作業を行えないこともないのですが、外した方が圧倒的に作業を行いやすいです。
古タオルと手袋(軍手でもOK)を準備しましょう。
2.ディグレーザを古タオルの端に染みこませる
古タオルにディグレーザを染みこませます。
この際に、タオルの端の方に染みこませるのがポイントです。
3.ギアの隙間にタオルを入れて汚れを落とす
ギアの隙間にタオルを入れて汚れを落とします。
左右にタオルを振ると、一方向にしかスプロケットが回りません。何回も繰り返して3回転ほどを目安に汚れを落としましょう。
頑固に汚れが付いている場合は、3回転では足りないかもしれませんので、汚れが落ちるまで繰り返します。
ちなみに大きいギアの方から行った方がやり易いと思います。
こんな感じで汚れが落ちます。
最後に
慣れれば5分程度で作業が終わります。
綺麗なスプロケットは気持ちがいいので、洗浄方法を覚えましょう。
ディグレーザは、クレ556でも代用できます。
砂や泥が多い悪路を走らなければスプロケットは汚れにくいパーツではあります。
舗装された道路なら過敏になって毎日洗浄する必要はないでしょう。
ただし、洗浄を忘れてしまうと、気が付いたときには真っ黒なんてこともあります。
スプロケットやチェーン類を綺麗に保つと気持ちが良く、バイクに愛着が湧きます。
定期的に洗浄を行いましょう。
チェーン洗浄・オイルアップ方法は以下のページに紹介しています。
チェーン洗浄・オイルアップ方法 → https://dd-milo.com/?p=1203