グランフォンド富山2017ロングコース完走!

6月4日(日)に開催されたグランフォンド富山2017のロングコース(180km)を完走しました。

正直、楽に完走出来たわけではありませんでしたが、非常に素晴らしいイベントでした!

前日準備

イベントが始まる前から戦いは始まっています。しかしカーボローディングの様な準備ではありません。

私は前日にリアディレーラと戦っていました。

グランフォンドの様なイベントの前には自転車を購入したお店に調整をお願いしているのですが、前日に持ち込んだところお休みでした。

お休みの理由はグランフォンド富山の役員の為であったので、これはしかたがありません。

イベントが行われる日曜日は丸一日つぶしてしまうので、前日の土曜日は出来る限り家族サービスに励んでいました。

結局、準備を行うのが夜になってしまい、あわただしくジャージやボトルなどを用意していました。

どうしても変速の調整が気になってしまい、自分で調子を確かめたところ、普段は気にもしない「カタカタ」音が気になり始めました。

「これは調子がよくないな。」

と、本当に調子がいいロードバイクがどういった状態なのかをわかりもしないでリアディレーラの調整を行ってしまいました。

まず音はチェーンとテンションプーリーがきちんと垂直に調整できていないからと、見た目でそんな感じがしたのでロー調整ボルトを締めこんでみる・・・。

なんとなくうまくいった気がする。次にトップ調整ボルトも締めこんでみる。

そして変速してチェック。

すると・・・。

インナーローとアウタートップにギアが入らないw

アウタートップはともかくとして、インナーローが入らなかったら坂道登れんぞ、これ!w

と焦り始める・・・。

これは調整がおかしいなと思い、まずはロー調整ボルトを緩めて内側にテンションプーリーを再調整し、ペダルを回してみると・・・。

「カツンカツンカツンカツン!!」とあり得ない音がw

内側に入れ過ぎてホイールスポークにテンションプーリーが当たってしまっていました!

ここで完全にパニック!涙目ですw

しばらくメンテナンスブックを読んで冷静に調整ボルトを戻してインナーローにギアが入るようにしつつ、ホイールスポークにテンションプーリーが当たらない間隔で調整が完了。

アウタートップも同様にトップ調整ボルト左回しで外側に調整してギアが入る様にしました。

実走しないと怖いの近所を走ってギアが入るのを確認。

なんとか明日は走れそうだと安心したのが、12時近く。

明日は4時半には起きないと行けないので、3時間くらいしか寝れないのでは・・・?

と睡眠時間に不安を覚えつつ床に就いたのでした。

早朝は雨もよう!

そして翌朝起きてみると、かなーり怪しい空模様・・・。

開場に移動する途中から雨が降り出してきました。

6時00分から開会式だったので5時00分ころにスタート場所の富山競輪場に着きました。

駐車場があるか心配でしたが、また余裕がありました。

スタート前の様子です。雨が降っています。

ちなみに私は前日受付を済ませていましたが、当日は込み合っていたので出来る限り前日受付がいいと思います。

また機材チェックがあります。フロントとバックライトの点灯をチェックされました。ベルの着用が義務付けられているイベントですので必ず装備しましょう。

いざスタート

スタート前の自転車群。ワクワクしますね。

5時30分に並びましたが、かなり後ろの方になりました。

雨の為、気温が下がり皆一様にガタガタと震えながら待っていました。

ウィンドブレーカを着て寒さをしのぎます。

6時15分からスタートですが、悪天候の為、出発の間隔が広くなっていたらしく、スタートしたのは6時50分でした。35分のロスは後に響くことになりました。

スタートの直前です。この時点で6時50分頃・・・。

路面が濡れており危険です。速度を落として集団で走行します。

第1エイド庄川水記念公園へ

スタートしてから約1時間ほどで青空が見え始めました。ようやく雨が止み楽しい気持ちになってきます。

庄川沿いです。本来ならば北アルプスが一望できるはずが、雲で見えませんw

非常に残念な気持ちになりましたが、雨が止んだだけでも良しとして進みます。

この辺りからスタッフが先導している集団が信号待ちで先に行ってしまい。しばらく一人で走ることになりました。

先導がいないといつもコースが正しいのか不安になります。

出来る限り先導にはついて行った方がいいですね。

第1エイドの庄川水記念公園に到着。

エイドは鱒ずしです。貴重な炭水化物なのでありがたく、おいしくいただきます。他にバナナとジャムパンがありました。

ここの出発制限時刻が9時30分なのですが、補給をした後にお腹の具合がw

トイレに駆け込むも長蛇の列!すでに9時28分!

2分で済ませることができるか!?まさか大便を催して足切りになるのか!?

と、不安に襲われながら済ませて、トイレを出たところ足切りなしで事なきを得ましたw

第2エイド世界遺産相倉合掌集落へ

ついに登りに入ります。

皆一様に登っています。このころにはすっかり空も晴れてきました。

むしろ登りは暑いので曇りの方がいいのですが、わがままをいってはいけませんw

素晴らしい山景色を眺めるコースです。

相倉合掌集落に到着です!

合掌造りの家屋を見ることが出来ます。

しかし、あまりゆっくりしている時間もありません。

まだまだ登りが続きますので速やかにエイドを済ませて出発です。

第3エイド利賀へ

利賀へ目指して坂道を登ります。

だんだん山景色に飽きてくる頃ですw

なぜか非常に調子が良く、グイグイ登ることが出来ました。

苦手なダンシングも気持ちよく決まります。(速く登れてるわけではありません)

コンタドールの様に長時間ダンシングを行い登って行きます!

ダンシングをして登っているときにアドレナリンが分泌されているのが分かります。踏んでも苦しくないんですね。

むしろ気持ちよくすらある。クセになる感覚です。

コンタドールのマネをしているうちに利賀に到着!

豆腐に炒めたひき肉(?)と豆腐にいなりずしとそうめんです。

坂道を登り切ったエイドのおいしさはひとしおです。

相席になった参加者と談笑。見ず知らずの人と何気ない会話を行えるのもイベントの醍醐味です。

第4エイド八尾黒谷へ

利賀を抜けてまずは大長屋関門を目指します。

通過制限時間は13時30分。利賀エイドを出たのが12時50分ころでした。

正直、タイムアウトになるのではないかと思い、先を急ぎます。

この先の栃折峠も坂が続きます。

ここでタイムアウトになっては元も子もありませんので、頑張ってペダルを回します。

時計を見ると13時25分。これはもうダメか!?

と諦めましたが、大長屋関門を13時27分で通過することが出来ました。

ギリギリセーフですw

八尾黒瀬谷は24kmほどありますが、出発制限時間は15時30分ですので時間に余裕があり、これで一安心できます。

が、ここまで頑張って漕いできたのとタイムアウトが、ほぼなくなった安心感から足が動かなくなります。

完全に売り切れ状態ですw

足が売り切れも坂は続くよどこまでも・・・。

どんどん追い抜かれながらも八尾黒瀬谷を目指してペダルを回します。

そして峠の頂上には・・・

悪魔おじさんですw

「がんばれ~!」と応援してくれる悪魔おじさん!むちゃくちゃ元気が出ます!

しかし、悪魔おじさんはすごいです。変速の無いママチャリでこの峠を越えて応援する元気があります。

並みの脚力では無理でしょう。

登り区間を終えて平地に入ります。

平地ってだけでうれしくなりますw

完全に指がかかってすいませんw

八尾黒瀬谷に到着です!

こちらのエイドは豚汁です!

が、出発するときに近くにいた人と食べならが談笑していたため写真を撮り忘れましたw

汗をかいた体に豚汁の塩分が染み渡ります・・・

第5(最終)エイド常願寺へ

最終エイドの常願寺に到着です。

皆一様に疲れの表情を隠せません。

というか早く帰りたい雰囲気すら漂っていましたw

おはぎを頂きます。

甘さが元気を与えてくれます!

もうひと頑張りでゴールの富山競輪場です!

富山競輪場ゴール

長かったイベントも終わりに差し掛かってきます。

海抜ゼロメールから世界遺産五箇山へのキャッチフレーズ通り、再び海抜ゼロメートルに戻ってきました。

ここまで来るとさみしい気持ちもありますね。

おそらく競輪場のご厚意でバンクを走らせて頂けます!

うひょ~!パリ~ルーベのゴールみたいでかっけー!

気分はカンチェラーラです!

そして17時30分にゴール!

到着制限時間が18時00分ですので、余裕のないゴールとなりました。

ゴールを終えて

全力で走って30分まえのゴールですので、貧脚としか言いようがありませんw

一年前の私なら制限時間内に走りきることが出来なかったと思います。

昨年のグランフォンド糸魚川で足切りにあった教訓から坂道の練習と、制限時間の確認を行いペースを把握したことが功を奏したと思っております。

わが地元でこのような大きなイベントが開催されていることを誇りに思います。

また、これからも続いてほしいイベントです。

拙いブログながらイベント実行委員の皆さま、富山競輪さまへ感謝の意を込め、お礼を申し上げます。

ありがとうございました。

イベントに参加された皆様、応援してくださいました皆様、お疲れ様でした!

来年また会いましょう!

家族の承諾を得れればですがw

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする