ロードバイクのアイテムに「ビィンディングペダル」があります。
「ビィンディングペダル」とはペダルとシューズを固定するための道具です。
ペダルとシューズを固定することで効率的にペダリングを行えるようになります。
ロードバイクに興味がないころは、ペダルとシューズを固定しているなどとは知りませんでした。
そしてロードバイクを好きになり、ビンディングペダルという存在を知ってから、「バチン!」と音を立てながらシューズ(後述するクリート)をペダルにはめる先輩ローディに憧れました・・・。
でも、こうも思いました、
めっちゃ危なくないか、それ
いや、普通にペダルと足を固定するなんて狂気の沙汰だろ、というのが最初の印象でした。
が、現在は、ビンディングペダルなしにロードバイクを乗るのはあり得ないという、心境の変貌っぷりw
ペダリング中にシューズが跳ねないですし、立ち漕ぎなどは、圧倒的にビンディングペダルはやりやすいです。
何より、ビンディングを履くと、気持ち的に自転車が移動手段からスポーツに変わります。
ビンディングペダルを使うには、何が必要か、どのような種類があるか紹介します。
準備するもの
1.ビンディングペダル
2.ビンディングシューズ
3.クリート
4.レンチ(15mmサイズ)
ペダルとシューズとクリートは種類があります。
とくにペダルとクリートは互換性のないもの(合わないもの)は使えないので注意してください。
詳しくは後ほど説明します。
レンチについては、15mmのものを使用します。専用のものでなくてもサイズが合えば使えます。
専用のレンチは取ってが長い方が締め込みやすく、程度な重量があり、扱いやすいです。
出来れば専用のレンチを使いたいところです。
締め込みを行う部分が狭く、モンキーなど幅が厚いものは、クランクを傷つけてしま恐れがあり、注意してください。
ドライバーは、一般的なもので構いません。クリートをビンディングペダルに取り付ける際に使用します。
プラス、マイナス双方あったほうがいいです。
ビンディングペダルの種類
■SPD−SLペダル
SHIMANOから発売されているのがSPD−SLペダルです。
使用出来るのが片面のみのペダルで、軽量なものが多く、ツール・ド・フランスに出場するチームも使用しています。
SHIMANOはペダルに限らず、デュラエース、アルテグラ、105などのグレードがあります。
初めての使用であれば、安価な105クラスでも十分な性能があります。
■SPDペダル
SPD−SLペダルと名前が似ていますが、異なるペダルとなっています。
このペダルの特徴は、クリートが小さく。比較的歩きやすいシューズに取り付けることが出来ることです。
50~100gほど、SPD-SLより、重いものが多いです。ですのでレース志向で速さをこだわるなら、SPD-SLの方がよいでしょう。
■スピードプレイ
SPD-SLは、片面しか使えないのに対して、両面とも使えるのが、このスピードプレイペダル。
使ってみるとわかるのですが、SPD-SLは、はめ込み面が下を向いてしまう構造になっています。
ですので、つま先で起こしてから履くことになります。これが結構もたつきます・・・。
が、表裏の無いスピードプレイではそれを気にする必要はありません。
しかし、高い!5000円ほどで変える、SPDとSPD-SLに対して4倍の2万!
財力がある方にお勧めですw
ビンディングシューズ
フラットシューズと違いビンディングシューズは、靴の裏にクリートを接続すためのネジ穴が加工されたものとなっています。
様々なメーカーから販売されており、デザインが豊富です。
しかし、ビンディングペダルにあうクリートが取り付けられるかは、確認してください。
シューズの対応表にSPDなどの記載があります。
クリート
クリートとは、ビンディングペシューズの靴底に付けて、ビンディングペダルと靴を固定する連結金具のことです。
写真がSPD-SLペダルのクリートです。
この クリートをビンディングシューズの裏に取り付けて使用します。
SPD-SL、SPD、スピードプレイ、各々の専用クリートがあります。
ちなみにSPD-SLのクリートには赤、青、黄の3種類があり、クリートをはめた際に足首を左右の振れる幅が、色で違います。
赤:もっとも振れ幅が少ない
青:やや振れ幅がある
黄:もっとも振れ幅がある
赤の振れ幅が少ない方が、ペダルに効率的に力を伝えられる為、上級者用となります。
しかし、振れ幅(遊び)がないと膝に負担が掛かると言われています。
初めてであれば、黄のクリートをおすすめします。
まとめ
ビンディングペダル、シューズ、クリートにはさまざまな種類があることを紹介させていただきました。
個人的におすすめは、SHIMANOのSPD-SLペダルです。
安価で性能も良く、使用している人が多いので、何かあった時も、質問をしやすいです。
クリートの流通も多いので、見つからないショップは無いと思います。
出先でクリートがダメになっても買いやすいも利点です。
最初に述べましたが、ビンディングペダルに慣れてしまうと、フラットペダルに戻る気になれません。
ビンディングペダルは、恐そうだな、敷居が高そうだなと思っている方も、是非、一度は試していただきたいアイテムです。
使うと魅力がきっとわかるはずです。
以上、ビンディングペダルの種類の紹介でした。