ロードバイクで走っているときに足が攣ってしまうことはありませんか?
私の場合は、夕方の時間帯でよく攣ります。
決まってふくらはぎです。
長距離を走って攣ったわけでは無く、トレーニングを始めてから40分くらいで攣ってしまうのが厄介でした。
今では攣るくことなくトレーニングを行えています。
脚をつらない様にする方法について紹介します。
原因
脚が攣る原因は、筋肉に電解質が供給されなくなってしまうことです。
電解質が不足すると筋肉は正常に伸縮を行えなくなり痙攣してしまいます。
この痙攣が起こっている時が攣っている状態なのです。
また電解質は血液とともに運ばれます。血液の循環が悪くなると攣りやすくなります。
疲労や冷えも血液の循環を阻害する要因です。
長時間筋肉を酷使しても攣ります。
電解質(イオン)とはナトリュウムやカリウムなどのこと、いわゆるミネラルです。
筋肉は電気信号で動いており、この電気を通す役目を電解質(イオン)が担っています。
対策
1.電解質(イオン)含んだドリンクを飲む
代表的な電解質(イオン)を含んだドリンクはスポーツ飲料です。
ポカリスエットやアクエリアスのことですね。
こられのスポーツ飲料を飲んで電解質(イオン)を取り込み攣らない様にします。
注意してほしいのは、そのままでは濃すぎて吸収が悪いことです。
水で薄めて飲むことをオススメします。
2.ストレッチを行う
ストレッチを行うことで血行が促進されます。
血行が良くなると、電解質(イオン)が運ばれやすくなり、攣るのを防止出来ます。
3.ウォーミングアップを行う
ウォーミングアップを行いましょう。急に激しい運動を行うと攣りやすいです。
これは筋肉が強張った状態では血行が悪く攣りやすくなっているものと考えられます。
徐々に負荷をかけて汗が出るまでウォーミングアップを行います。その際に、こまめに電解質(イオン)を含んだドリンクを飲みましょう。
水分の補給とともに筋肉へ電解質(イオン)を供給します。
4.普段からの運動
普段運動しない人は攣りやすいです。こまめに運動を行いましょう。
急に運動を始めて攣る、と言う人は負荷を下げて運動を継続することをオススメします。
また運動は低負荷で、長時間が理想です。LSD(ロングスローディスタンス)という運動方法です。
LSDを行うことで毛細血管が発達し、電解質(イオン)の供給が促されます。
5.食生活の改善
普段の食生活を改善することも大切です。ジャンクフードを代表とした高脂質、高塩分の食事は血管を詰まらせて、血行を悪化させる原因です。
またコーヒーを過剰に摂取するのはやめましょう。
コーヒーは利尿作用があり、尿とともに水分が排出されて血行不良の原因となります。
私は夕方にトレーニングを行うときは朝にコーヒーを一杯だけと決めて、日中は水をこまめにとる様にしています。
何をしても攣ってしまうことがある
どんなに準備をしても攣ってしまうことはあります。
ただ、ペダルを安めながらマッサージを行ったり、電解質(イオン)を摂取すると、しばらくして治まることもあります。
また攣った筋肉をつかわずにペダリングを行う技術を得れれば、だましだまし走れたりします。
攣っても焦らずに、色々と試してみましょう。
私の経験上、しばらくすると治って走り続けることが出来ます。
ただし、ヒルクライムなど足を休めるのが難しいシーンでは無理せずに、休憩を行いましょう。
ヒルクライムであれば諦めて帰っても下りなので漕がなくていいですし・・・。
まとめ
・筋肉が攣る原因は電解質(イオン)の不足
・電解質(イオン)はスポーツ飲料などで補う
・ストレッチ、ウォーミングアップをおこなう
・ウォーミングアップ中にスポーツ飲料を飲む
30代半ばになってきて脚を攣りやすくなりました・・・。
若いころの気分ではいますが、体は衰えているようです(笑)
ただ、普段からの生活に気を付けて、準備をきちんと行えば攣ることはほとんどないと思います。
コンディションを整えて攣らない様にしましょう。